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お知らせ

文泉
愛し合ってひとつになるお墓

4月、千葉県にある札幌キリスト召団オリーブ山教会のお墓が完成、16日に納骨式が開かれました。教会員の皆様が集まり、水谷牧師のメッセージに耳を傾け、故人の思い出を語り合い、共同墓地の完成を喜ばれるご様子は、札幌キリスト召団がテーマとされている「異なる者が愛し合ってひとつになる」がそのまま体現された、感動的なものでした。

このお墓のデザインは弊社デザイン部門、惠泉意匠室が担当しました。オリーブ山教会の代表役員、中農様は「何も心配せず、自由に発想して下さい。」とおっしゃり、代表牧師である水谷幹夫先生は最初「皆で石を積む」という既成のお墓の常識を超えた自由な発想を打ち出されました。その発想を源泉に変転を重ね、最終的には「愛し合って一つになる」というテーマと、ご遺族の「来る方が安らげるベンチが欲しい」などの御要望を元に大きな木の十字架を、12個の陶板を座にしたベンチが囲むというデザインが決定しました。

 

例外こそ起爆剤

 

普通、お墓は先祖代々受け継ぐので、石という素材だけでできていますが、私共は冷たい印象を避けるため、朽ちていく事を前提に十字架に木を使い、土から焼き上げた陶板を座として並べることで、あたたかな味わいを出すことが出来ました。ノア製作所は、またと手に入らない材を惜しみなく提供して下さり、無垢材のどっしりとした迫力と美しい木目が人を包むような優しさを持った、存在感のある十字架を仕上げ、設置作業まで責任を持って立ち会って下さいました。今回ご協力いただいた陶芸家の波多野祥子さんは、大きさや厚みとしても難しい課題にチャレンジ、見事12枚の陶板を、同じ焼き色でもそれぞれに味わい深い板を焼き上げて下さいました。千葉東霊苑、政令メモリアルパークの提携石材店「メモリアルアートの大野屋」の方たちは、この常識を超える注文を形にするのに、最大限の努力をしてくださいました。水谷牧師が会議の席で話されたことに私達は奮起したのでした。「私達はどこにでもあるお墓を作りたくはない。確かにトラブルが起こらないようにすることは大事、でもすべての仕事にはいつでも「例外」がついてくる。そしてその「例外」が実は素晴らしい起爆剤になって、発展的な可能性を開いていく。規則通りにしたら、いつも決まったものしかできない。安全かもしれないが非常に平凡。例外を形にしようとしてごらんなさい。そこに新しい感覚、刺激的で魅力的な空間が生まれるのですよ。」大野屋の方たちは専門業者として、霊園の規定を守る責任と、お客様の要望を形にする狭間で、それでも「楽しく図面を引いた」と言って下さり、高い技術を駆使して施工して下さいました。

このように、素材も、働き手も、それぞれ異なる者が力を出し合って初めて、形にすることができました。自由で懐深い姿勢のお客様、本気でモノづくりに取り組んでおられる作り手との尊い出会いを大切にして、惠泉意匠室はこれからもお客様の御要望にお応えするために、枠にはまらない姿勢でお仕事に当たりたいと存じます。皆様、どんなお墓に入りたいですか?

 

惠泉意匠室

TEL 0135-22-0703

FAX 0135-121-6155

2017年5月5日