• 惠泉(けいせん)ノア製作所
  • 惠泉(けいせん)マナベーカリー
  • ビュウソーイング
  • ハレルヤ典礼
  • 惠泉(けいせん)アモスファクトリー
  • 文泉(もんぜん)書院
  • 惠泉(けいせん)マリア訪問看護ステーション
  • 惠泉(けいせん)ひかり訪問介護ステーション
  • レストハウス惠泉
  • イベント企画
  • 惠泉インターナショナルプログラム
  • ヴィタポート愛
  • 珈琲とパンの店ヴィタ/ショップ ヴィタ
  • 中国小麦粉料理専門店 惠泉
  • 丹波の宿 恵泉

お知らせ

ひかり
「ひとり浴」で花開く

「ひとり浴」を実施しておられる南富良野の一味園に見学に行ってきました。清潔感のある広い浴室に個浴槽が二つ。湯船からザーッとお湯が溢れ、水道からは絶えず新しいお湯が注がれたヒバの浴槽に、一人の方が肩までつかり気持ち良さそうにされていました。ケアを行っている頼もしそうなお兄さんは、この方にとってはお孫さんのようでしょうか。出る時は、向い合わせに両足を湯船に入れ、浴槽の縁に腰かけて、軽々とあっという間に浴槽縁の台の上に座らせていました。お二人のとっても爽やかなゆったりした時間が流れていました。

私が訪問していた中で、毎日杖を使用して庭をぐるっと回り、時には草むしりをしながらリハビリと言って頑張っていた方がおりました。その方にとって入浴はとても楽しみなひと時でした。「お湯につかっていると、足の不自由さをわすれて、あー気持ちがいい。」と言って、いつも笑顔を見せてくださいました。

出る時は、電動のバスボードを使い、両足を浴槽から出すまではよいのですが、その後、筋肉の緩んだ足は車椅子までの一歩を踏み出すことができず、ヒヤリとしたことが何度かありました。

一味園では、50人の入所者がいらっしゃるのに、家にいるのと同じように「ひとり浴」を実現しておられるので感動しました。日常のケアがきちんと出来て、さらに入浴場面でも、生きている実感を味わっていただくために心を砕いておられます。ここに至るまでの意識改革、創意工夫を日常業務の中で長い時間をかけてご労苦されて来られたことを知りました。その成果を惜しげもなく私たちに見せて下さって大変うれしく思いました。

入浴場面だけでなく、ベッドから車椅子の移乗も、慣れた手つきで軽やかになさっておられ、オムツは使用せず、ほとんどの方にトイレ介助をなさっていることも驚きでした。

実は、私たちは、足、肩、腰痛など各自が故障を抱えながら、何か良い方法はないものかと探し求めていたのです。

私たちの会社「ヴィタポート」では、高齢者住宅とデイサービス機能を備えた「惠泉虹乃家」の建設を始めました。高齢になっても「生涯現役」で生き生きと「その人らしい花を咲かせて」互いに補い合いながら、感謝の思いで日々を過ごしていただきたいと願っています。一味園の方々の介護への熱意に励まされて帰ってきました。

 惠泉ひかり訪問介護ステーション 三反崎 香

2013年8月28日