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お知らせ

マリア
ヤマガアール~春~

例年にない大雪といつまでも寒かった春先の天候、なかなか雪が解けないなあ~と空を、残雪を恨めしく眺めていましたが、ちゃんと春はやってくる!!蕗(ふき)の薹(とう)が顔を出すと次々と芽吹き始める。

マリア訪問看護ステーションのある豊丘に「惠泉山」と呼ばれている山がある。山好きのマリアスタッフ2,3人が「今日行く?」「行く行く!」と休みの時間を利用して、いざ惠泉山へ。山ガール!?に変身。小川に架かる橋を渡り、緩やかな山道を進んでいくと・・・こごみ、蕗、セリ、アサツキ、ウド、行者ニンニク、ヨモギ・・・あっ、食べられるものばかりに目がくらんでいるわけではありません。

春の山には急ぎ足では見逃してしまいそうですが、ひっそりと咲く可憐な花々を見つける楽しみもあるのです。イチリンソウ、エゾエンレイソウ、そしてカタクリとエゾエンゴサクの群生はなんとも贅沢な花畑、水辺にはエゾノリュウキンカ、かわいらしい白い小花のワサビ・・・なんの手入れもされないのに長い冬の間、雪の下で養分を蓄え、雪解けから次々と花咲かせる野山の花々に力を感じ、感動を覚えます。

山に入る時、熊避けの鳴り物は必携。今のところご対面はありませんが、近くでは熊の足跡や大きな糞が目撃されているので、要注意です。キタキツネ、蛇には遭遇しました。

そして山へ行くもう一つの目的は山菜採り、黙々と刈り取ってあっという間に袋はイッパイになります。豊かな恵みに感謝して、次は調理です。それぞれの山菜を丁寧に下ごしらえして、惠泉塾の大家族の食卓に上ります。決して無駄にはしませんよ。ウドの先端は天ぷら、細い茎や皮はキンピラに、芯は湯がいて酢味噌が定番ですが、味噌ごまマヨネーズ和えは好評でした。こごみや蕗は油炒め、ワサビは捨てるところなく、茎、葉、花は刻んで塩もみをしていただきました。ツンとした辛みとしゃきしゃきが絶妙、根はきれいに洗って立派なワサビとしてすりおろしてワサビ醤油にし、さっと湯がいたこごみを一晩漬け置く・・・炒めたり、煮物にしたり、春の味覚を楽しみます。

山がある・・・山に入り、小鳥のさえずりに耳を傾け、その声の主を探し、花を愛で、山菜を採り、調理のお手伝いをして、季節を食す。余市の惠泉マリアの看護師はこんな風に自然に浸って時間を過ごし、また利用者さんのお宅に笑顔で向かうのです。

 

写真 左:エゾノリュウキンカ

   右:エゾエンレイソウ

2013年6月26日