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お知らせ

アモス
ひとりが決める

惠泉農園では今、さくらんぼの木の剪定をしています。剪定とは、枝を切って木の形を整えることです。その目的は、風通しと日当たりを良くして、健康で美味しい実をたくさんつけてもらうことです。

今年の剪定作業で心がけていることは、「ひとりが決める」ということです。剪定作業は大勢でしますが、どの大枝を切り、どの小枝を残して育てていくかはひとりが決めて、他の人たちはそれに従うようにしています。もちろん細かい所の作業は各自が判断して行いますが、大枠はひとりが決めます。

その理由は、剪定に一貫性を持たせる、木を一気に切り過ぎない、ということです。

剪定前の木を見ると、そこには過去の剪定の仕方と一年間の成長の結果として、ごちゃごちゃ、もじゃもじゃの姿があります。これをどう理想的な姿にもっていくか、まず、この形からもっていきうる理想に近い形を考えます。それは複数ありうるし、そこへのもっていき方も複数あります。そこで、どこを目指し、どのコースを行くか、ひとりが決めます。来年も、再来年もここにいて剪定作業をするだろう、10年はいるだろう、という人間が決めます。そして何年もかけて理想的な形に近づけていこうとしています。

複数の人がそれぞれ好きなように切ると、とかく切りすぎになります。それぞれの思い描く理想の姿と目の前の現実の姿を見比べて、ここも切りたい、あそこも切りたい、ここもまだできてない、あそこもまだだ、となります。でも、そこはさっき剪定した人があえて今年は切らずに残した所かもしれません。「ここも切りたいが、今年これ以上切ると、木にとって痛すぎる」と。一気に理想的な形にしても、木がびっくりして実をつけなかったら、ましてショックで死んでしまったら、なんにもなりません。

剪定は時間のかかる作業です。いろいろと考えさせられる作業です。皆で協力して楽しく(?)やっています。

2013年4月3日