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お知らせ

ひかり
再 会

2012年10月22日、後藤元三郎さんと昨年亡くなられた奥様の妹さんが、20数年ぶりの再会を果たされました。岩手県在住の妹さんは、現在、北海道(余市の隣町)で個展を開かれています。彼女は元三郎さんと同じく脳梗塞を患われ、後遺症のため体が自由に動きませんが、左手に筆を持ち、繊細で、たいへん美しい水彩画を描かれます。

 

 数週間前、ご自分の絵画による絵ハガキで、個展の案内を下さいました。元三郎さんは文字を書くことが難しいのですが、妹さんはハッキリ読み取れる文字を書かれていました。これまでにも、何度か元三郎さん宛のハガキを頂戴しましたが、一度もお返事した事がありませんでした。今回はそのハガキを元三郎さんと一緒に朗読し、元三郎さんの感想を聞いてお返事(代筆)しました。手紙を出した事さえ忘れていた21日のこと、木下肇(弊社取締役)さんより、その方が北海道に来られていて、次の日の午後ならお会い出来ることを知らされました。

 

当日、元三郎さんはデイサービスでしたので、そちらへ13時にお迎えに行き、隣町まで2人でドライブしました。私は、妹さんともご主人様とも初対面でしたが、入るなり、妹さんは、私の名前を呼ばれ、丁重に返事のお礼をして下さいました。その時私は、これまで一度もお手紙しなかった事が、恥ずかしくなりました。たった一度の短い手紙だったのに、こんなに喜んで頂けるとは・・・。

 

妹さんは、「元三郎さん、若いですねー。」と、何度も繰り返しおっしゃいましたが、最後に一度だけ、「やっぱり少し、年取りましたねー。」とほほ笑まれていました。そんなほのぼのとしたやり取りを拝見しつつ、「純粋できれいな目をした方だなぁー。」と感じていました。

 

美しい水彩画について、「後遺症の残るお体でよく描く事が出来ましたね?」と質問すると、ご主人様が、「リハビリもしましたが、それ以上に本人の描きたい気持ちが強かったのです。」とおっしゃいました。何事も、外側からの働きかけより、内発的意欲や意志の力が大切なのでしょうか。このあたりは、元三郎さんとも共通しています。「やるんだ!」という意思の強さで、色んな問題を乗り越えて来られました。時々、「多少強引?」とも思えるほどですが、おかげ様で、現在も、色んな事をご自分でなさる事が可能です。

 

去年の8月、元三郎さんのリハビリ担当医が、CT写真を見ながらおっしゃいました。「この脳の状態で、現在のリハビリが出来ていること自体、奇跡のようなものです」、と。私はそれまで、元三郎さんの脳がそんなにひどい状態だとは認識していませんでした。元三郎さんのように普段の生活の中で、小さな困難に立ち向かって行く実践の積み重ねが、不可能とも思えるような現実を突破する力に変えて行くのだ、と思いました。

 

(ご了解の上で、実名を表記させて頂いています。) 

 

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2012年10月31日