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社長室より 日々の言葉

教育力とは

 今日は「教えること、教育」について五つの話をします。

 教育(education)というのは、その人の中にある資質を引き出すことです。その人が個性的に暮らすために良いものを発見してあげて、引っ張り出すこと、これは教育する人のどうしてもしなければならないことです。ですから、その人の中にある良いものを発見できない人は教師として失格です。「あ、この人のここはいいな」と、その人の内側にまだ隠れているものを認める、というのが教育の第一条件です。

 二つ目は躾です。美しく身を整える、礼儀作法です。礼儀作法は社会性に関するものです。ハグする人、握手する人、遠くに立ってお辞儀する人、というように一つの社会の中で礼儀は全部違います。礼儀作法は文化ですから、それぞれの社会で美しいと思われる作法があります。身だしなみについても同じです。このような社会性を身に付けさせるのも教育の一つです。

 三つ目は、私たちが持っている知識や技術を受け渡すことです。これは職業に関わっていることです。その人が社会に出て、ある仕事をして金を稼いで自立していくために技術を伝達する、これも教育です。

 四つ目は考える力を身につけることです。知識や技術だけではまだ考えられません。「考える」ということは「道なきところに道をつける」こと、思考力です。これは問題解決能力です。色んな情報をたくさん持っていても、それをどんな風に使って一つの問題を解決していくのか、その思考力が非常に大切です。

 最後です。まっすぐに歩いてくれればいいのですが、人間はよく歪みます。その歪みをたわめなおす、矯正するには強制力が必要です。枠にぐっと押し当てる、鞭が必要です。ですから刺激したり、褒めたり、模範を示したりするのですが、最終的に矯正教育にはちょっと力が必要なのです。

 以上五つのことが教育の大きな柱です。そのことを一つ一つ親として、指導者として、職場の長として身に付けなければなりません。教育力が無い人は集団の中で自分の任務が果せないからです。

2012年5月23日

代表取締役 水谷幹夫

1948年、大阪府に生まれる。北海道大学文学部国文科卒業後、22年間、高等学校で国語科の教諭として勤務し、角川書店の教科書作りに参加する。その間、少年院での作文教育や、老人ホームでのボランティア活動で札幌市の表彰を受ける。小樽市塩谷にある社会福祉法人「塩谷福祉会」(精神障害者社会復帰施設)の理事を務める。

1981年、結婚して間もなくキリスト教の家庭集会を始める(現在の札幌キリスト召団)。

1996年、高校を退職し、余市の農園の入植して人生に行き詰った人達のための再生の港「惠泉塾」を開き、卒塾生の職業訓練の為に株式会社ヴィタポートを設立し、現在に至る。