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社長室より 日々の言葉

集団が腐敗しない知恵

そろそろですね、私の出番もなくなって参りまして、世代交代ということでですね。集団が腐敗しない知恵ということを一緒に考えてみたいと思います。

今の所、我々腐敗しているという自覚がないんですね。腐敗してるでしょうか?まあ、自覚がないんですが、腐敗しないための知恵は、まず第一は人事異動ですね。長く同じ部署につかないということが大事ですね。新しい人間関係を作って仕切り直しをしていく。これが腐敗しないためにとても大事なことだと思いますので、ずーっとここから異動しないっていう人がなるべくいないように。全国たくさんの所に働き場所がありますから、どんどん移って仕切り直しをして、新しい人間関係を作って新鮮な風をたえずこの余市にも流していただきたい。

二つ目は、権力を独占集中させない。一番最初は私が全部権力を持っていたんですね。最近、木下君にちょっと渡したわけです。それで、どんどん分散させていこうと思ってますね。最近江戸さんに権力がちょっと移ったんです。それで、木下君とか江戸さん、それぞれに権力がどんどん分散されて共同で助け合って一つの組織を支えていく、というところへ、一点集中から分散して協力し合うというところへ移さなくちゃいけません。今、移行中なんですね。

三番目は、個人的関係で纏まろうという傾向を防ぐ。親戚だからといって個人的に親しくなる、そういうことをしないように。自分の子供だから特別にかわいがる。この親戚、縁者、家族というものがかたまりますと、そこに癒着が起こるんですね。全然会議で話題になっていないような提案がもう実際に始まっている。それはなんかお茶のみ話で話したことがもう決定打になってる。そういう風になりますから、個人の癒着を防ぐ、公私混同しないようにということですね。

四番目、経済の透明化。金銭の欲は悪の根と聖書に書いてあります。ですから、今は一年に一回みなさんに公表してますね。できれば上半期、下半期で経済の動きをみんなに見せるということができるといいと思いますが、事務能力が今の所ありませんのでね、こんな形になっていますけど。しかし、私達の所は税理士を使っておりますし、経済は透明になっていると私は思っています。

五つ目、閉鎖社会に風穴をあける。こういう暮らしをしてますとだんだん閉鎖社会になってくるんです。だから新人の導入ですね。新しい人をどんどん入れて、そして外の風がいつも流れてくる、淀んでない。そのためには、同じ人間をぐるぐる回してもですね、なんか淀みをかき混ぜてるだけ。そうではなくて、去る人は去る、来る人は来るという風に、川の流れのようにならにゃいかん。そういうことが大事だと思います。ここを閉鎖社会にしない、解放された所にする。

最後に、日々の研鑽。今、持っている知識をひっくり返してもあまり変わらないんです。だから毎日毎日が研究ですね、自分自身を刷新していくことが大事ですね。日々の研鑽。で、それはですね、私達にとっては聖書の学びなんです。神の目の前に自分をさらす。神の目の前に自分をさらして、たえずそこで垢を落として。そして新鮮な私達の切り口を出していく、そういうことですね。聖書の学びがなくなると私達はこれでいいと思ってしまう。自分の考えが一番正しいと思ってしまう。そうすると淀むんです。絶えざる自己反省ですけど、鏡なしに自己反省してもダメです。ここにご飯粒付いてますよって、鏡ありませんからね、鏡で見て、あ、これは、とやらないといけない。鏡っていうのが他人なんですよね。でも一番の私達の隔たった他人というのは神様なんです。人間は人間同士、共通項がありますけど、神様は違う。創造主と被造物。神という鏡に自分を映し出して欠けたるを補って頂く。全部欠けたるを自分で補おうと思っちゃダメですよ。そんな万能選手、スーパーマンはいません。みんなどこか欠けてるんですね。そのためにこれだけたくさんいるんですから。だからこの欠けた所を誰か補ってくれないかな、助けてと言って、あ、私がしますよ、こういう風にしてお互いが助け合うために集団があるんです。そういう意味で誰一人欠けてはいけない。そういう風にしてみんなで助け合って、知恵を出し合って、神の前に自分をさらして、この余市の空気を絶えざる新鮮な空気に変えていく、ということで淀みを澄ます、腐敗しないということで、よろしくお願いしたいと思います。

私は今、腐敗してないつもりでおりますけれども、何かあんまり古いものを食べるとお腹こわすそうですね。昨日、日本未病システム学会の福生吉裕先生の講義を受けました。カビは身体によくないってね、まあ、カビの生えたチーズっていうのもあるんだけど。新鮮な食物が身体にいいそうです。長生きしたければみんな美味しいからといってカビの生えたものは食べないようにしよう。私たち集団にもカビを生えさせないように。

2017年3月20日

代表取締役 水谷幹夫

1948年、大阪府に生まれる。北海道大学文学部国文科卒業後、22年間、高等学校で国語科の教諭として勤務し、角川書店の教科書作りに参加する。その間、少年院での作文教育や、老人ホームでのボランティア活動で札幌市の表彰を受ける。小樽市塩谷にある社会福祉法人「塩谷福祉会」(精神障害者社会復帰施設)の理事を務める。

1981年、結婚して間もなくキリスト教の家庭集会を始める(現在の札幌キリスト召団)。

1996年、高校を退職し、余市の農園の入植して人生に行き詰った人達のための再生の港「惠泉塾」を開き、卒塾生の職業訓練の為に株式会社ヴィタポートを設立し、現在に至る。